私のベストタイムは、2025すさきOWSの5kmで、1時間12分51秒
前日に10kmを泳いでいたとはいえ、この日の泳ぎは自分でも満足のいく内容だった
海の状況は良く、追い波で押される場面も多く、全体的に“速いレース”だったのは間違いない
実際、この日のトライアル選手のタイムを見ても、他大会よりおよそ2分は速い
もし私が本気で日本選手権を狙うなら、この良好な海の状況で1時間6分以内を出しておく必要がある
自分の5kmペースを100m換算すると?
100m=1分27秒4(=1’27.4)
つまり私は、
1’27ペースで5kmを回し続ける泳力を持っている
これは一般区分のOWSスイマーとしては決して遅くない
でも日本選手権はもっとシビアだ
OWS日本選手権 40代選手の実力
● 2024 OWS日本選手権
櫻井智和さん(オーシャンナビ):1:06:49(1’20.2/100m)
寺田尚紘さん(センゴクジャパン):1:07:23.3(1’20.9/100m)
● 2025 OWS日本選手権
櫻井智和さん(オーシャンナビ):1:12:03(1’26.4/100m)
2025の櫻井さん(1:12:03)は、私の1:12:51とわずか1秒/100m差
このタイムだけを見ると「あと少し!」と思ってしまうが
OWSは海の条件でタイムが大きく変わる
前年(2024)のおふたりの結果を見れば実力差がわかる
私との差は、
100mあたり6.5〜7.2秒の差があり
5kmにすると、
約5分半〜6分の差として表れる
OWS日本選手権出場には、1’20/100mの巡航力が絶対条件
日本選手権に出場するには
100m=1’20前後を落とさず泳ぎ続ける力が必須
プール換算なら、1’17〜1’18を余裕で回せる巡航力が必要になる
私が今いる位置は、
1’27 → 1’20への“7秒アップ/100m”が課題
これは簡単ではない
でも、数字が見えると目指す方向がはっきりする
本日の練習:中京大学マスターズ練習

今日は中京大学のマスターズ練習会に参加した
短距離向けのセットで、インターバルは長め、本数も多くはない
それにもかかわらず、自分のタイムが今ひとつ上がらなかった
ここは正直に課題として受け止める
● 50m × 4(Ave Hard)1’10
2ビートキックで泳いだが、現状では労力の割にスピードが出ない
OWSでは、
- どれだけ抵抗を減らせるか
- ストロークと姿勢のつながり
- 伸びのある巡航姿勢
ここが重要になる。
まず目指すべきは、
平均で30秒台に入れること。
● 50m × 2(Maximum Hard)1’30
最大出力の2本については、まだ足りない
2本とも28秒で揃えるレベルに持っていきたい
このスプリント力は、OWSでは以下の場面で直結する
- スタート後の位置取り
- ブイ周りでの加速
- ゴール手前の競り合い
距離が長い競技でも、結局ここで勝負が決まる
🏊♂️ 追加の自主練習(OBLAを引き上げるために)
マスターズ練習は短距離中心で、血中乳酸蓄積開始点(OBLA)を引き上げる強度には届かなかった
そのため、練習後に有酸素〜LT寄りのセットを追加した
● 100m × 10(EN1)1’30
フィンとパドルをつけ、2ビートのタイミングを確認しながら泳ぐ
平均心拍数は160で、しっかり負荷がかかった良い練習だった
1回の練習で急に能力を上げることは出来ない
OWS日本選手権出場者との実力差を受け止め
どうしたら追いつけるかを考えて、前に進むしか道は無い


